日本は今、世界に類を見ない「超高齢社会」を迎え平均寿命が延び続ける一方、
「健康寿命」との差がなかなか縮まらないのが現状です。
人生100年時代。生涯を健康に自分らしく過ごすための喫緊の課題は、
その「健康寿命」を延伸させることです。
『生涯筋活アドバイザー』は、これらの課題を解決する糸口として「筋活」に着目し、
健康に過ごすことを〈いつまでも自分の足で歩けること〉と考え、
より多くの方が生涯を健康に自分らしく過ごしていくための
知識と実践方法を習得できる検定を創設しました。
超高齢社会を迎えた日本において、健康寿命延伸の必要性は誰もが直面する身近なものになりました。健康寿命については、個人だけなく、家族や地域、そして社会全体で迅速に取り組まなければならない課題です。『生涯筋活アドバイザー検定』では、シニア世代の健康に関する問題や知識について学びます。私たちの取組みは、やはり最後は“人”で決まると思います。支え合える少子超高齢社会の実現に向けて、志を一緒にした人々が集い、お互いに研鑽を重ね、社会で活躍できる指導者やリーダーの育成を目指します。
順天堂大学 大学院
スポーツ健康科学研究科 教授
医学博士 町田 修一